MacFusion
Snow Leopardにアップデートしたら,MacFusionからサーバにアクセスできなくなってしまい,SFTPでアクセスしているWebサイトの更新とかを高機能化したせいでとても重くなってしまったCyberDuckを使わざるを得なくなったりして,著しい生産性の低下に悩んでいる人多数のはず.
MacFusionのパッケージの中のsshnodelayだったかを削除したらうまくいくという話も見つけたけど,残念ながら,それだけでは解決しなかったし,というわけでぐぐり続けるはめとなったのだが,とりあえず,MacFuseもMacFusionもUnofficialなバージョンを使うと解決できたので,ここにメモしておく.
MacFuseはこちらのUnofficial 64bit版↓をダウンロードしてインストールする.
http://caurea.org/2009/09/15/unofficial-macfuse-release-for-64bit-kernels/
- MacFusion
MacFusionは,gitレポジトリ↓の2.0.4SLをダウンロードする.
http://github.com/nall/MacFusion2/downloads
結局のところ,これだけなのだが...
thunderbirdの文字化け問題とその解決
Thuderbirdは,文字エンコーディングを自動で設定する機能があり,ほとんど完全に見分けてくれる.しかし,一番使う仕事環境のThunderbirdだけがが全く判別しないという問題があり,これまでの悩みだった.
しかし,こちらの
Thunderbird 2 にあったはずの「すべての受信メッセージに既定の文字エンコーディングを適用する」というオプションが、Thunderbird 3 では消えていらっしゃる。代わりに、「about:config の mailnews.force_charset_override を true にする」 ことで解決を見た。
を見て,エンコーディングがうまくいかない原因がわかった.
ただ,この筆者とは別にtrueをfalseにしたのだけど.
同じ悩みの方がどれほどおられるかわからないのだけど,ご参考まで.
Thunderbirdへの怒り
Thunderbird(MacOSX版 2.0.0.23)でとあるメールへの返信を保存しようとするとUTF8でしか表せない文字が含まれているらしく,
現在の文字エンコーディングでは使えない文字がメッセージ中に
含まれています。このまま送信すると一部の文字が疑問符に
変わって受信者に読めなくなってしまいます。通常はUnicode
(UTF-8)で送信すれば問題ありませんが、受信者がUnicodeを
サポートしていない場合は日本語などが全て文字化けして
読めなくなってしまいます。その場合はメッセージを修正するか、
別の文字エンコーディングを選択してください。
と表示される.
Unicodeでは送りたくない場合,どの文字かを指摘してくれないので,修正するのにとても苦労する.
どの文字かぐらい,わかるようにしなさい!
以上,Thunderbirdへの怒りでした.
これを改善してくれる,いいThunderbirdのPlugin知りませんかねぇ..
#保存するだけでこれが指摘されるのは,IMAP4を使っているからだと思います.
exampleのrubixを元にOpenGLを試す
ClozureCL 1.2をテスト
MacintoshCommonLISPは,完全にGNU劣化ライセンスでフリー化(MCL 5.2Final)されてしまったのだが,IntelMacではやはり起動しない.
そこで,ClozureCL 1.2をテストしてみた.
ダウンロード
Subversionでチェックアウト
$ svn co http://svn.clozure.com/publicsvn/openmcl/release/1.2/darwinx8664/ccl
とやるか,
ftp://ftp.clozure.com/pub/release/1.2/からダウンロードする.
起動
cclフォルダに入って起動するだけ.
$ ./dx86cl64 Welcome to Clozure Common Lisp Version 1.2-r10552 (DarwinX8664)! ?
あとは,EmacsからSLIMEでどうぞ.....で終わりではなく,ClozureCLの素晴らしいところは,いわゆるTerminalでのみ動くだけではなく,ClozureCLでは過去のMCLと同様,MacOSXのアプリとして実行するようにもできるようになっているところ.但し,まだまだアルファ版でたまに反応がなくなったりしますが.
で,そうしたい場合には,
ClozureCL.appを生成
Welcome to Clozure Common Lisp Version 1.2-r10552 (DarwinX8664)! ? (require :cocoa-application) ・・・・・・・・・メッセージがいっぱい出てきて,ClozureCL.appが保存されて,終了する.
Courier-imapの素人研究
OSをLeopardに入れ替えたので,ThunderbirdからMailが使えるかなとちょっと切り替えて,少し設定を変えたりしてたりしてたら,トラブル発生.自宅の玄箱Linuxサーバで動かしているcourier-imapのプロセスが止まらないという状況に陥る.設定を変えたときに数十万オーダーのたまりにたまったSPAMメールを削除するようにしてしまったのが原因でした.
しかし,それがわかってもcourier-imapのプロセスはクライアントでアクセスしたとたん,止まらなくなるので,やむなくMaildirの中身を直接いじって,この蓄積したメールを消すはめに.しかし,このあたり,インターネットで検索しても見つかるのはインストール記事ばかり.和文では,ほとんど資料が出てこないのでございました.英文ではこちら→http://www.courier-mta.org/maildir.html
結局..
Maildirの構造(メモ)
- Maildir以下がINBOXに対応しており,cur/,tmp/,new/,fromがある.
- new/には最新のメールが入る.
- cur/には見たメールが入る.
- 末尾がSTになっているファイルはどこかに移動済みのメールを表す.
- tmp/にはフォルダに移動中のメールなどが入る.cur/やnew/とはファイル名のパターンが異なっている?.
- fromには受け取ったメールの情報がキャッシュされている(いつ消えるんだろ).
- fromはMaildir直下以外には存在しない.
- courier-imapの場合には,それ以外にcourierimaphieracl/,courierimapkeywords/,courierimapsubscribed,courierimapuiddbなどがある(たぶん,courier-imapのみの仕様).
- courierimaphieracl/には,配下の階層を示すファイルが入っている.ファイルの中身はowner aceilrstwxとか.たぶん,権限を示す文字列でしょう.
- courierimapkeywords/ →不明.
- :listにメールのファイル名等が記載されている.迷惑メール等のマークに対応している模様.
- courierimapsubscribed →購読されているメールフォルダのリスト.
- courierimapuiddb →受信したメールの連番とファイル名のリスト.
- Maildir直下にメールフォルダに対応するディレクトリがある."."が先頭についている.
- 中身はMaildir直下と同じようにcur/,tmp/,new/,from/及び,courierimaphieracl/,courierimapkeywords/,courierimapsubscribed,courierimapuiddbなど.
ということがだいたいわかり,.Trashの中身を移動し,たまりにたまったSPAMメールの削除成功.Thunderbirdも快適に動作してます.
でも,最初は,権限が違ってた(otherやgroupにrやxがついていた)せいか,ゴミ箱に入れたメールが入れたとたん,消えてなくなる(tmp/にはいってそのまま)というトラブルに悩まされていました.
で,今は治ってはいるのですが,.Trash/tmp/にメールがたまりっぱなし.
いったい,どうすればいいのでしょうね.まあ,SPAMだからほおっておくか..